I wish you a Merry Christmas !?(2,222 Hits)


そもそも恋人達のイベントといえば ――
A Happy New Yearから始まって、2月のバレンタインと3月のホワイトデー。それからお互いの誕生日を祝って ―― 最大のイベントは何と言ってもクリスマスである。
クリスマスばかりは全国共通(?)。この寒い真冬にも関わらず、街のいたるところにイルミネーションが真昼のように輝き、やれプレゼントだパーティだと、誰もが浮かれ喜んでいる。
もちろんそれは、童実野町も同じことで ――
特に世界に名だたるアミューズメント・カンパニー、海馬コーポレーションを擁する街である。本社ビルのあるブロックには、ロックフェラービルに負けずと劣らぬクリスマスツリーが出現し、更には、なぜか電飾で飾られたブルーアイズの銅像が三体。
とはいえ子供達の人気を博しているのは間違いがなく、一年を通しても最も売上アップにつながるイベントである。
そして当然、ワーカーホリックな恋人が仕事に明け暮れているだろうことは100も承知していたが ―― あいにく納得はしていない3000年前のファラオだったりする。
だから、相棒の通う「学校」が休みに入った2日後のクリスマス・イブの日、早速恋焦がれるお姫様に会いに行ったのだが ――



「兄サマなら、今日は学校だゼィ」
モクバに、あっさりと言われてしまった遊戯 ―― もちろん、3000年前のファラオの方 ―― は、幸先の悪さにやや嫌な予感を感じていた。
「学校って…冬休みに入っただろ?」
「そうだけど…今月は兄サマ、忙しくて殆ど学校にいけなかっただろ? だから今月分のプリントをまとめて片付けてくるって、ついさっきでかけたゼィ」
とのこと。
確かに、年々イベントの商戦競争はその開始が早くなるが、特にクリスマスはその傾向が大きい。12月に入ってからではこの厳しい状況に勝ち残ることは不可能で、実際に海馬が学校に姿を見せたのは11月の中旬以降なかったはず。
一応、高校生としての顔も持つ海馬であるが、これでよく進級ができるものだというほどにその出席率は地を這っている。そのため学校側から提示されたのは、休み中の授業進度にあわせたプリントの提出で、表遊戯や城之内から見れば三日三晩寝ずにやっても終わらないと思える膨大な量であった。
尤も、そこは全てにおいて完全・完璧・抜かりなしの海馬であるから、たかだか高校生のプリントごとき、1枚1分でクリアのハズ。
しかし、
「クリスマス商戦のピークは先週末までだからな。流石に当日になって慌てるようなヤツはそんなにいないだろうしィ〜」
といわれると ―― 実はここに一人いるんですけど? とはいえないもの。
「そ、そうだよな。判った。ちょっと行ってくるゼ」
とやや引きつりながらも学校へと向かった。



その遊戯の後姿を見ながら ――
「あ、言うの忘れてたけど、今日は兄サマ一人じゃなくて…ま、いいか」
どっちを取るかは ―― 火を見るより明らかだけど、兄サマがよければそれでいいから ―― とは、これまた兄サマ絶対主義のモクバである。



遊戯が学校にやってくると、流石に冬休みに突入した校舎は閑散を極めていた。おそらく部活や補修の者もいるはずだが、流石にクリスマス・イブまで強制する教師は少ないはず。
(ま、海馬君の場合は、自分の方から言い出したんだろうけどね)
と相棒の意見も尤もである。
何せ秒コンマ並みのスケジュールで動く海馬であるから、一分一秒たりとも時間を無駄にはしないはず。哀れなのは呼び出された教師の方だろうねというのが相棒の貴重なご意見であった。
「でも、人気のない学校ってのも…なかなかいいゼ」
だだっ広くてちょっと隙間風が入って、寒いのは難点であるが ―― 少なくとも誰かに邪魔をされることがないという点では◎である。
確か聞き及んでいた話では、やたらとちょっかいを出してくる3000年前の泥棒も、この冬は宿主の実家に強制送還と嘆いていたし、さりげなく割って入ってくる城之内君も三が日までバイトとのこと。
「ってことは、この冬休みは…あ〜んなコトや、こ〜んなコトもし放題って訳だゼ!」
と、妙なオーラ全開の遊戯であったりするわけで…。
(そんなに上手く行くわけないじゃない、もう一人の僕〜)
という本来の遊戯の意見など、何処吹く風である。
「そういえば学ラン姿の海馬ってのも、久しぶりだよな。デュエル服やスーツ姿ってのも萌えだけど、学ランもいいよな♪」
それはもうスタイル抜群の海馬瀬人である。あの腰の細さを強調するデュエル服もさることながら、他の生徒とは一線を画した白の学ラン姿も必見の価値があり、実は結構お気に入りであるのは言うまでもない。
そんな海馬の待つ(←遊戯主観)教室まで、ルンルンと鼻歌交じりに階段を駆け上がり、教室のドアを開けた瞬間 ――
―― ゴォォォォー!!
「な、何ィ ―― !?」
一瞬の閃光とともに凄まじい衝撃が遊戯の全身に襲い掛かっていた。



「どうした? 何か音がしたようだが?」
既にプリントなど片付けてしまった海馬が職員室から戻ってくると、そこは爆弾テロでもあったのかと思えるような酷い惨状になっていた。そして何気に壊れかけた壁から外を見やり ―― そこに見覚えのあるヒトデ頭が落ちていたような気がしたが、敢えて知らん振りして加害者の方に向き直る。
「だめだぞ、アズラエル。無闇にバースト・ストリームは撃つな」
「キュイ〜ン」 (訳:申し訳ありません、瀬人様)
「まぁこれくらいで済んで良しとすべきかもしれんが…」
「キュイキュイ〜ン」 (訳:今後は(建物に傷をつけないように)気をつけます)
現在は肩乗りサイズのミニチュア・ブルーアイズ、登録番号No.1。海馬からはアズラエルと呼ばれる青眼は、心底反省しているという様子で海馬になつき、そうなると強くはいえない海馬である。
(フン、どうせ3000年前の亡霊だ。この程度では成仏もせんだろう)
ここが3階の教室だとかいうことはこの際気にしない。
ただ、
「磯野、至急修理班を呼べ。校長には俺から話をつけておく」
と、学校の修理だけは手配しておく海馬であった。



・:*:・`☆、・:*:・:*:・`☆、・:*:・



「あ〜エライ目にあったゼ」
パタパタと服の誇りを払いのけ、まるで何事もなかったように遊戯は起き上がった。
(エライ目に、じゃないでしょ! 僕の身体なんだから、大事にしてよねっ!)
「悪いな、相棒」
非難連発の相棒にはウインク一つで誤魔化してしまう。しかし、
「あれ? 海馬は?」
(さぁ? 帰ったんじゃない?)
「げ、マジかよ。追いかけるぜ!」
とダッシュで学校を出ようとすると、正門のまえで見知った顔に出くわした。
「これは、武藤様」
黒のスーツはともかくとして、真冬だというのにサングラスというその姿は、何かと世話になっているKCの ――
「磯野…サンか。なぁ、海馬は?」
「社長でしたら本社にお戻りになりましたが?」
海馬の命令で修理班をつれてきた磯野は、別に口止めもされてはいなかったので何の躊躇いもなく応えていた。
「今日は夜に本邸でクリスマスパーティが開かれます。準備はモクバ様がされておりますので、それまで時間潰しをするとおっしゃっておられましたから」
「そうか。じゃあ、会社に行ってみるか」



童実野町の中心に立つ海馬コーポレーションの本社ビル。
その威風堂々とした趣はさることながら、この時期には巨大なクリスマスツリーが姿を現す。そして、こちらは常に存在する三体のブルーアイズ像。素人が見れば全く同じ三体であるが、実は微妙に違うのはそれぞれの個体に模しているからで、
「さっきはよくもやってくれたよな、アズラエル」
と、睨みつけているのは紛れもなく遊戯。
「ったく、元を正せばカードの癖して…」
と像のまえでブツブツと文句を言う姿は、知らない人間から見れば異様である。



「あ…れ?」
受付のお姉さんにいつものように笑顔のフリーパスで最上階に上がると、勝手知ったると言わんばかりに社長室に入り込む。
だが、そこには蒼い眼の恋人(←あくまでも遊戯主観)はいなくて、あったのは海馬のデュエル盤と装着されたカードのみ。
何気にその山札をめくれば、相変わらずの引きの良さを示すように、かなり上の方でお目見えしたブルーアイズ・ホワイトドラゴン。
「フン、今度は邪魔させないからな!」
それが、青眼No.1アズラエルだと判るのは、持ち主である海馬と、(青眼の)宿敵のライバルとも言える遊戯くらいなもの。
「しっかし…ここじゃないとしたら…?」
思い浮かぶ場所はあと一箇所。
遊戯は再びエレベーターに乗り込むと、今度は最下層にむけてボタンを押した。



海馬コーポレーション本社ビル。
外見は実用性に重点を置きながら機能美も誇る白亜の高層ビルであるが、その地下には核シェルター並の堅牢さをもつラボを持っている。
当然そこは、KC最高のエンジニアでもある海馬瀬人の専用であり、ある意味では社長室や本邸よりも厳重な警備体制が敷かれている。
但し、その警備もいつもの遊戯にはこれ幸いなフリーパス。
しかし ――
『シミュレーション中、立ち入り禁止』
レッドランプ点灯中の電磁ドアを前に、遊戯はニヤリと笑みを浮かべた。
常に最高嗜好の海馬である。ついこの前、「次世代型決闘盤(デュエルディスク)」を開発したばかりではあるが、既に次への意欲に燃えているのだろう。
ここでデュエル(勿論罰ゲームつき)に持ち込んで、そのまま今夜はMaking Love!
(よし、これで今夜はばっちりだぜ!)
あ〜んなコトやこ〜んなコトをと、相変わらず想像力だけは200%驀進中。
そして、本来はロックがかかっているはずの電磁ドアを難なく開けて中に入ると、
「滅びのバーストストリーム !!」
これまた相変わらずのタイミングの良さで直撃されていた。



「ほう…流石、3000年は伊達ではないな。しぶといものだ」
妙に感心された口調に、しかし、
「な、なんだよ、いきなり!」
完璧にライフポイント・ゼロにされた遊戯は、それでも壁に寄りかかるように立ちあがった。
見れば、相変わらずのスレンダーな恋人(←しつこい様だが遊戯主観)には、お前はマフラーかケープか!と言いたいほどにピッタリとまとわり付いているブルーアイズの姿。しかも、3体の中で一番気性の荒い、ブルーアイズNo.2・イブリースの思いっきり攻撃表示。
「いきなり? フン、勝手に入ってくる方が悪いのだろうが。ここは関係者以外立ち入り禁止区域だ」
そう言い放つ間も、更に次の攻撃をと待ち構えているイブリースの蒼い眼は爛々と輝いている。
(チっ…コイツとは、マジで相性悪いしな)
例え海馬の前でも ―― いや、海馬の前なら尚のこと、敵愾心剥き出しのイブリースは神のカードでも怯むことは絶対無い。
とはいえ、流石にご主人サマからの命令がなければ追撃も出来ないのは事実。
「ったく…なにやってんだ?」
トドメをさせないことを苛つくように睨みつけるイブリースを、更に睨み返しながら遊戯が尋ねると、
「開発中の新型デュエルディスクのリミッターを解除してみた。どのくらいの効果が出るのかと思ってな。だが…確かにこれは危険だな。貴様クラスのしぶとさなら構わんだろうが、一般には注意が必要か」
PL法もあるし面倒なことだと言いながら、クルリと背を向けるとデュエルディスクの調整に入る。当然、効果を身をもって試された遊戯に対する気遣いなどあるはずもない。
一方、攻撃し足りないイブリースの方は、
「グゥ…ルルル…」 (訳:もう終わりか?瀬人)
「そうだな、あまり遅くなってはモクバが心配するだろう。そろそろ帰るか」
「グゥルル…」 (訳:ヤツは生かしておくのか? ここで憂いを断って置いた方が良くないか?)
(おいおい、聞こえてるって…)
青眼とその主人は常に以心伝心。そして宿敵である遊戯にもその会話は手に取るように聞こえていて ――
「フン、殺すならデュエルで殺してやる。心配するなイブリース」
とは、これまた究極の愛の言葉(←ホントにしつこいが遊戯主観)。
更に、
「貴様もついてくるがいい。モクバが招待するそうだ」
といわれれば、当然お断りするいわれはなかった。



・:*:・`☆、・:*:・:*:・`☆、・:*:・



「兄サマ、メリークリスマス!」
海馬邸の玄関を開けた瞬間、パンパンと小気味のよいクラッカーが炸裂し、海馬の腕へとモクバが飛び込んできた。
「Merry Christmas Dear Mokuba」
見事なクィーンズイングリッシュと人間ではモクバにだけしか見せない笑みで海馬が答える一方では、
「痛ってぇ ―― ! なんだよ、おいっ!」
一緒に訪れた遊戯には、ミニチュア版ブルーアイズ・No.3ジブリールの顔面キックが炸裂した。
一見すれば、海馬に抱きつくつもりが間違えた挙句に勢い余って、と見えなくもないのだが ―― 3000年の時の彼方からでもピンポイントで海馬を見つけ出すブルーアイズに限って、間違えるなんてことがあろうはずがない。しかも、
「キュウ〜ン♪」 (訳:あ、ごめ〜ん、まちがえちゃった♪)
という、いかにもな鳴き声に、遊戯が騙されるはずもない。
「ブルーアイズ、貴様〜」
既に本日は散々な目にあっている遊戯だから、当然その怒りはすぐさま沸点に到達する。
しかし、そこはブルーアイズ。更に言えば、一番要領良しの登録No.3・ジブリール。
「キュンキュ〜ン」 (訳:あ〜ん、セトちゃん、ユーギがいじめるぅ〜)
すぐさま遊戯から離れると海馬の腕の中に鳴きついて、ゴロゴロと喉を鳴らさんばかりの甘えようである。
「ジブリール、大丈夫か? 怪我はないか?」
「キュイキュイ〜♪」 (訳:うん、大丈夫。心配してくれてアリガト♪)
まるで子猫をあやすかのようにジブリールを抱きとめる一方で、
「海馬ぁ〜、オレの心配もしろよ!」
「フン、亡霊が何を言う?」
遊戯に対しては容赦のない海馬である。



吹き抜けのホールには、天井まで届きそうなクリスマスツリーが飾られ、その根本には数々のプレゼントの箱の山。
何せ「カードの貴公子」の異名を取る海馬である。そのファンは日本全国津々浦々、ついでに海外にも渡っている。それでなくても取引先の企業から半分は社交辞令のクリスマスカードも山積みであり、更には ――
「これ…は?」
海馬の目に留まったのは、一際巨大なリース。直系約1.5M。白い薔薇をあしらったその中には、青眼3体の華麗な姿。はっきり言って、どうしてこれがクリスマス?という気もしないではないが、レアものと青眼には目がない海馬狙いならバッチリな攻撃である。
「あ、それ、今朝I2社から届いたんだ。ペガサスからのクリスマスプレゼントだって」
「ほぅ…」
ペガサスからというのは気に入らなくても、それが青眼なら差し引きゼロ、もしくはプラス。
(ヤベ…目の色、変ってるゼ)
と遊戯が気付く間もなく、
「磯野、このリースを俺の部屋に運んでおけ。それからペガサスには例の共同開発の件、話なら聞いてやると伝えておけ」
「お、おい、海馬…」
「ビジネスの話しだ、貴様には関係ない」
(関係ないって…思いっきり私情が入ってんじゃないかよ…?)
と心配する遊戯の思惑など、全く無視の海馬である。



メールチェックをしてくると言って自室に戻ったきりの海馬を追いかけて、部屋に向かった遊戯の前にブルーアイズ・ジブリールが立ちふさがった。
「キュイ〜!」 (訳:ここから先はダ〜メ!)
姿かたちはミニチュア版。しかし、既に攻撃表示であることは間違いなし。
「ジブリール…モンスターごときが俺に歯向かう気か?」
「キュイキュイ〜」 (訳:ダメったらダメだもんっ! セトちゃんは僕ンだもんっ!)
「な…言うに事欠くなっ! 今日という今日は、はっきりさせてやる! デュエルだ!」
「キュイ〜ルル!」 (訳:その手には乗らないもんねっ!)
やんちゃな子供のように舌を出して、まるでアッカンベーとやっているよう。常に海馬を見ている青眼であるから、ここで遊戯に言いくるめられてデュエルになれば ―― 当然負ければ罰ゲームということはお見通し。そんな危ない賭けには乗らないところは、ある意味飼い主よりは大人である。
「キュイ、キュルル♪」 (訳:あ〜あ、やだやだ、罰ゲームにしないと口説けないなんて。愛がないよね、全く!)
「なんだとぉ、貴様〜言わせておけば!」
と遊戯が『ドラゴン族・封印の壺』を手にした瞬間 ――
―― カチャ
「ここでそれを使ってみろ。頭に風穴を開けるぞ」
ご愛用のベレッタを遊戯の後頭部に押し付ける海馬は、どこか機嫌が悪い。
「か、海馬? お前、いつの間に…」
「フン、クリスマス中は海外は仕事にならん。モクバのところに戻るぞ。来い、ジブリール」
「キュイ〜v」 (訳:はぁ〜いv)
遊戯とのやりとりなど全くなかったかのように、海馬の肩に停まるジブリールを見送って、納得いかないのは遊戯ただ一人。



「くぅ〜、折角のクリスマスを! 覚えとけよ! こうなったら、次は『姫初め』を狙ってやる !!」



・:*:・`☆、・:*:・:*:・`☆、・:*:・



しかし ――
「全く、何がクリスマス休暇だ。欧米人の考えることは判らん」
26日になってやっと通常モードに戻った欧米の株式市場を確認しながら、ブツブツと呟くこと数分。
「兄サマ、正月はどうするの?」
勿論、KCの一般社員は既に年末年始休暇に入っているが、あくまでもワーカーホリックな海馬瀬人。
「そうだな、31日の夕方に成田を発てば、向こうで1日仕事ができるな。元旦はロスで休みを取るとして、この休暇で遅れた分はしっかり回収させて置こう」
日本は正月三が日が休みでも、海外はいいところ元日のみの休みが殆ど。そうまでして働くかという気もしないでもないが ――
(ま、兄サマの場合、働くことも趣味みたいなものだし)
「じゃ、ブルーアイズ型戦闘機の準備をさせておくね」
「ああ、任せる」



そして、大晦日に海馬邸に向かいかけた遊戯の目に、東に向かって飛び立ったブルーアイズ型戦闘機の蒼い機体が美しく輝いていたのは、言うまでもない。



Fin.

2,222Hitに流奈サマからリクを頂いたものです。
お題は、「青眼と瀬人を取り合う闇様の話」だったんですが、ここはやはり季節モノ!とクリスマス編にしてしまいました。
最近、闇様をヘタレにしまくってる気も…。
こんなものでいかがでしょう? 貰っていただけますか?


2003.12.16.

空中庭園